[Living Histories] 三浦莉桜さん
取材・執筆:宮本千晴、佐々木瑠花
京都外国語大学の隣にある京都外大西高等学校に通う三浦莉桜さんは、高校一年生で、今回のプロジェクトで一番若い年齢です。女子野球部に所属し、真剣に野球に打ち込む熱心な学生です。女子野球部は、2013年4月に設立され、2021年度は、1年生が14人、2年生が6人、3年生が11人の合計31名の部員が所属しています。2020年度には、第22回全国高等学校女子硬式野球選抜大会において、準決勝進出という好成績も収めています。女子野球が部活として存在する高校は珍しいため、県外から野球をするために京都外大西高校に入学する生徒もいます。その中で莉桜さんは、幼い頃から右京区に住んでいる選手として活躍されています。
—生まれは右京区ですか?また、右京区にどのくらい住んでいますか?
三浦:右京区は4歳か5歳の頃から住み始めて、今年で10年くらいになります。
—なぜ京都外大西高等学校に入学しようと決めたのですか?
三浦:京都外大西高校の女子野球部に入部したかったからです。小学生の頃から野球が好きでした。中学1年生の頃から、京都外大西高校の女子野球部に入ることを決意し、今年から野球部の一員として野球に打ち込んでいます。
—高校生活で一番楽しいことはなんですか?
三浦:野球をしている時間が楽しいです。野球は高校生になった今年から始め、今は野球の基礎から練習しています。暑くて大変な練習もありますが、練習が辛いと思ったことはありません。憧れの先輩のような選手になるため、一所懸命練習しています。
—野球のどんなところが好きですか?
三浦:チームが一丸となり、全員で一つの目標に向けて努力し、楽しめるところが野球の好きなところです。
—京都外大西高校の女子野球部を漢字一文字で表すとどの漢字が思い浮かびますか?
三浦:「結」という漢字が思い浮かびます。京都外大西高校の女子野球部は「チームの結びつき」が強いです。一つのプレーに対してチームメイト全員が喜び、ミスがあっても励まし合いながら野球をしています。
—右京区の中で莉桜さんが好きな場所はどこですか?
三浦:春日公園が好きです。幼い頃は母とよく遊びに行きました。また、友達ともその公園で遊び、思い出が詰まっている公園です。
—右京区にある歴史的な場所や有名な場所で、他の人が興味を持つ、特別だと思う場所はどこかありますか?
三浦:春日神社が右京区の中で特別な場所だと思います。特に、無病息災・五穀豊穣を祈る春日祭りは、地域の人が準備から片付けまで協力して行うため、地域の人にとっても大切な行事です。屋台もあるので私にとっても楽しみな行事の一つです。
—右京区を一言で表すと?
三浦:「親しみやすい場所」です。観光地ということもあり、地域の人が心優しいです。また、公園で遊んでいたりすると地域の人が声を掛けてくれます。このことから、右京区は地域の人の温かさに触れる事ができる「親しみやすい場所」だと思います。
—将来の夢はありますか?
三浦:将来は警察官になり、白バイを運転したいです。幼い頃から警察官に憧れていました。もし警察官になる事ができたら、私が育った右京区で働きたいと考えています。